プロフィール

はじめまして。
菊池宜将と申します。

私のブログ「写真はカタチ残すことに意味がある」をご覧くださり有難うございます。

 

私は写真の仕事に携わり23年、個人で活動するようになって5年になります。
自分が写真にここまで携わるなんて、写真をスタートした当初は思ってもいませんでしたが、未だに商いとして続いているということは写真というものが自分に合っていたからだと感じています。
まぁ、何度も写真を辞めようと思ったことはありましたけどね。

私が写真を始めたきっかけは、父からの仕事の誘いです。
父は、写真や動画関連の会社を営んでおり「一緒に働いてみないか?」の言葉がきっかけでした。
もともと、写真には全く関心がなく、父の会社で働く考えも全くなかったですし、その頃は飲食店で働いていたのでそのまま料理人の道へ進もうと考えていたわけです。

ただ、当時は18歳でしたし、父から真剣な話をされることなんて滅多に無かったし、私が父の会社では働く考えが無いことは父も知っていた分、父から私への「働いてみないか?」の言葉は真剣な気持ちなんだろうなと感じ、自分なりに考えた結果、3年働いてみてそれでも嫌だと思うなら辞めて料理の道へ戻ろうという軽い気持ちでスタートしました。

そして、いざ写真を仕事としてスタートしたわけですが、当時の私は写真の知識0経験0・・・
おまけに写真のことや仕事を教えてくれる人もいない・・・
ホントに大丈夫か?…

この環境でどうやって仕事をしたらいいのか・・・
そんな不安な思いを抱きながらも、仕事だからやることはやらないといけない日々・・・必死に見様見真似でカメラの使い方や撮影の方法・シャッターチャンスのポイント・プリントの現像法や適正な色の出し方・納品のやり方等々、様々なことを覚える為に必死だった記憶は今でも鮮明に頭に浮かびます。

 

父の会社は舞台撮影をメインで営んでいる会社ですので、私の写真の原点は「舞台写真」です。
もちろん、今でも舞台写真撮影の仕事に携わらせていただいております。

これまで観たことの無かった舞台の世界を初めて観た時、いい意味で私はびっくりしました。
仕事の現場で、初めて観たのがバレエの舞台だったのですが、舞台芸術という奥深さと素晴らしさに感動し、そこから一気に舞台、そしてバレエの虜となってしまった私。

それからというもの、写真のこと、特に舞台写真が上手に撮れるようになるために、本気で猛勉強しましたし、必死になって研究しました。
当時はまだ、今のようにインターネットが盛んではないし、スマホなんて存在しませんから情報を集めたり勉強するのも一苦労。
それでもとことん、苦になることなく努力を積み重ねることができたのは、なんだかんだで好きだからだと感じています。

 

何故そこまで必死になっていたのか?

それは、

「一生の想い出をカタチに残す日本一の写真カメラマンになる」

という決心をしたから。

 

なにをもって日本一なのかは、人それぞれの捉え方によって変わってくるものなので、決まりなんてものはないし一概に言えることではないのですが、私がいう日本一のカメラマンは、いつも私の隣にいてくれる世界一大切な人が私の仕事に納得し心から喜んでくれたらそれが一番最高ですし、世界一大切な人が喜んでくれたってことは、私の中では、それだけで日本一ではなく世界一の価値があるわけなので、私の写真人生の目標はそこを目指しています。

 

舞台写真以外にも、今日まで様々なジャンルの写真撮影に携わってきました。
・料理
・スポーツ
・幼稚園、保育園
・商品
・七五三
・お宮参り
・イベント
・広告
・ブライダル
・ポートレート
・HP用素材
様々なジャンルの写真撮影を行なってきましたが、今は「舞台写真(主にバレエ)」と「お宮参り・七五三」に絞って写真撮影の活動を行なっております。

 

私が写真を始めた当初は、今のカメラ業界で主流のデジタル一眼レフやミラーレスカメラではなくフィルム一眼レフカメラが主流の時代でした。
フィルムはデジタルと違って、撮ってすぐに確認することはできません。
今では考えられないと思いますが、フィルムを現像しそれからプリントした後にやっと全体像を確認することができます。

当時は、どのような状態で撮れているか分からないので、仕上がりを確認するまでヒヤヒヤした気持ちになっていましたけど、今思うとそれもまたフィルムの良さの一つだなと感じます。
そして、全てとは言いませんが、フィルムできちんと撮影した写真は、デジタルで撮影した写真よりも綺麗です。
デジタルの細部は、まだもう少しフィルムには追いつけてないかなと感じるのが私の感覚です。

 

様々なジャンルの撮影経験とフィルム・デジタル両方の良し悪しを経験してきた私にできること、そして写真の素晴らしさや写真の持つ価値や力を、この媒体を通してお伝えしていきます。

 

「写真はカタチ残すことに意味がある」では、主に下記のコンテンツをお伝えしていきます。

 

・写真の持つ価値
・写真をカタチに残す重要性
・プロカメラマンの仕事について
・プロカメラマンのマーケティングについて
・写真業界について
・カメラ機材について

 

ブログのタイトルにもなっている、何故写真はカタチに残すことに意味があるのか?というと、これは私の経験談ですが、今は亡き私の大好きな爺ちゃん婆ちゃんが、私たち(兄や従兄弟も含め)が小さい頃に沢山写真を撮っては町の写真屋さんでプリントしてアルバムを作ったり額縁に入れたりカレンダーにしては家の中に沢山飾ってくれていたのです。
そのカタチをいつも見ていた私は、小さいながらも、爺ちゃん婆ちゃんからの写真を通した温かい無償の愛を感じていました。

この想い出を思い返した時、懐かしさや哀愁を感じながらも「写真には愛を表現する力がある」・「写真には愛を伝えるメッセージ力がある」と、改めて感じ、時代は変化し続けても写真で大切な人へ伝える愛のカタチは不変だと本気で感じています。

 

今は、写真をデータで残すことが当たり前になっています。
もちろんデータはデータの良さがあります。
スマホに入れておけば見たい時にすぐに見ることができますし、SNSにもすぐにアップができるし、家族や恋人、友人知人にも共有ができる便利さがあります。

ただ、スマホやPCにデータを入れておくとそれだけで満足し、結局時間が経つにつれ沢山の写真データが積み重なり何処に何があるのか分からなくなるパターンがほとんどではないですか?

そうならない為にも、お気に入りの写真はカタチに残してほしいです。
カタチに残すとは、プリントしてアルバムに入れたり、額縁に入れて部屋に飾ったり、フォトブックにして保存したりすることを意味しています。

今は自分で簡単に、そして安くフォトブックを作れる時代ですし、写真を使った様々なアイテムも作れるツールが沢山あるので、自分がやりやすいものからまず一つ作ってみることで、写真をカタチにすることはあなたの大切な人が、きっと、あなたの愛情をとても強く感じると思いますし、あなた自身も言葉や文章とは違った愛情表現を発見できるきっかけになるのではと思います。

騙されたと思って一度やってみてはいかがでしょう。

 

結びになりますが、写真を愛のメッセージツールとして活用することで、今までとは違った愛情表現や想いを伝えることができるし、写真をもっと身近に感じて欲しいと思うのでブログのタイトルを「写真はカタチ残すことに意味がある」にしました。

微力ではありますが、ブログを通じて私が感じる写真の素晴らしさだったり、写真ビジネスに関する情報や私視点でのカメラ情報・写真業界のことなど、様々な情報を発信していきますので楽しんでいただければ幸いです。

何か聞きたいことや疑問点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

それでは、今後とも宜しくお願い申し上げます。

 

「写真はカタチに残すことに意味がある」 運営者:菊池宜将

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